
検索エンジンがサイトを評価する要素としてコンテンツのボリュームやキーワード数が知られていますが、ワードサラダはこれらの要素を上げるために意図的に自動作成された文章のことをいいます。
たとえば二つの文章があったとします。
「今日私は授業中お腹が痛くなった」
「デリバティブとは派生型の金融商品です」
ワードサラダはプログラムによってこの文章をミックスします。
「今日デリバティブとは授業中お腹が痛くなった派生型の金融商品です」
自動生成された文章は人が見ると意味不明でバカバカしい内容ですが、検索エンジンはこの異常性を正確に判断できないことがありました。ワードサラダはこのロボット特有の欠点を意図的に利用したグレーなSEO対策方法だったのです。
Googleなどの検索エンジン大手はこのような低品質な文章を提供しているサイトを見抜くために、日々アルゴリズムを見直しています。
現時点でもSEO対策の効果がないところが、スパムとみなされ検索順位が大幅に下がるようなケースが多くみられています。
楽だからといってこのような自動作成ツールに頼るとあとで痛い目を見ますよ。