キーワード選定のありきたりなセオリー
多くのサイトでキーワード選定の際にはGoogleのキーワードプランナーを使え!と言われています。
ですが、そのアドバイスは浅はかなウソです。
キーワードプランナーでキーワードを選定するのは危険です。
そんな、他のSEOサイトのウソを解説させて頂きます。
キーワードプランナーを過信してはいけない!
別ページでも書きましたし、世に溢れるSEO関連のサイトでも言われていることですが、キーワードプランナーはキーワード選定の際に欠かせないツールです。
ですが、必ずしも正しいとは限らないということを実例を交えてご紹介いたします。
「映画」が競合性”低”
物凄く分かりやすい例がありますので、ご紹介します。
キーワードプランナーで「映画」を調査してみてください。競合率が”低”と出ます。
いやいやいや「そんな訳ねえじゃん!」と思いませんか?
実際に検索結果を見ても、競合率が”低”じゃないのは一目瞭然です。
検索1ページ目には映画館オフィシャルサイトやアメーバブログランキング1位のサイト等、百戦錬磨なサイトがひしめいています。
キーワードプランナーの結果を信じて、「映画」でコンテンツを作成した場合、このような化物サイト達を押しのけていかなければならないのです。
そんなの無理ですよね。
なぜ間違った競合性が表示されるの?
SEO対策をする際、キーワードプランナーの弾き出す「競合性」は鵜呑みにしてはいけません。
キーワードプランナーの性能が雑!という訳ではありません。
キーワードプランナーはGoogleが提供してくれている素晴らしいツールです。ですが、こういったギャップが発生する理由があります。
キーワードプランナーがはSEOの為のツールではないからなのです。
キーワードプランナーは広告(Google Analytics)の競合調査ツールです。
性質上SEOにも流用できる点が多い為、重宝するキーワードプランナーですが、あくまで広告の競合調査ツールだということを念頭に置きましょう。
月間検索ボリュームについては信用して問題ないと思いますが、競合性については疑いましょう。
じゃあどうやって競合性は調べるの?
競合性を調べるには実際に該当キーワードで検索するのが一番確実です。
例えば「美容室 代官山」をキーワードプランナーで調べると競合率”高”と出ます。
ですが、実際に検索するとインデックス数の少ない弱そうなページが検索1ページ目に普通に居座っています。
実際に検索上位表示されているページを確認し、そのページのコンテンツを超えられそうなら、競合率が”高”でも臆することはありません。
自分の目で見た結果を重んじ、判断しましょう。。